【主な内容】
プロローグ ビジネスによる
〝まちづくり〟があなたの街を再生する
第1章 廃墟のようになった熱海
第2章 民間からのまちづくりで熱海を再生しよう
第3章 まちづくりは「街のファンをつくること」から
第4章 街を再生するリノベーションまちづくり
第5章 一つのプロジェクトで変化は起き始める
第6章 街のファンはビジネスからも生まれる
第7章 事業が次々と生まれ育つ環境をつくる
第8章 ビジョンを描き「街」を変える
第9章 多様なプレイヤーがこれからの熱海をつくる
エピローグ 都市国家のように互いに繁栄を
書籍より以下一部をご紹介します。
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これからの熱海では
単なる高級路線ではなく
より良質な価値を求める
クリエイティブな完成を持った
方々に向けていくことが重要だと思っています。
そうした方々は、街とふれあい、
街の文化を知り体験することこそ
価値を感じると考えています。
だからこそ、街に滞在するという
文化をつくり出す事が大事だと思っています。
古い街をただ壊すのではなく、
古い街にそのまましがみつくのでもなく、
街の良さを新しい価値観で発見して生かしていく。
それがリノベーションまちづくりです。
日本の地方都市にはそれぞれ、
独自の歴史があり、自然があり、文化があります。
その個性を新しい目で見直すことで、
街を再生するカギを発見することは
不可能ではないはずです。
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【感想】
2018年6月現在
熱海の人口が約37000人。
熱海の旅館の宿泊客数は
1960年代に530万人。
2011年には246万人に。
2015年には308万人となり
短期間に20%以上も急増し
V字回復と言われています。
著者の市来さんが
どのような想いで
熱海で何を実行してきたか。
想いだけではなく
想いと行動の記録であり、
今後の熱海の希望となる一冊かと思います。
地方活性化、街づくり、
地方で地域で地元で何かをやりたいと
そう思っている方々だけではなく、
高齢者社会、空き家問題など
これからの日本で起きる問題の中で、
より重要となるのが
ビジネスと地域の結びつきであり、
事業やビジネスモデルを考える上でも
この本はオススメです。
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