昨年2017年は、
雨の中のレースとなり、
かなり厳しいレースとなりましたが、
今年は快晴、走るには暑いぐらいでした。
今年は、桜の開花が早く、
残念ながら日立の桜は散ってました(涙)
今年も無事に完走し、
1時間53分で完走しました。
走り終わった後に、
日立駅前に行ったところ、
日立の桜の歴史について
昔の写真と共に解説が書かれており、
写真を見て、解説を読んで、驚きました。
日立のたくさんの桜は
日立鉱山と関係があったんです。
日立鉱山による煙害の影響で
山の木々や農産物など、
とても大きな煙害被害が発生。
日立鉱山は、銅や金などを産出していた鉱山で
日本の鉱山の中でも貴重な存在であったとのことです。
全国各地の鉱山でも
公害問題は大きな問題となっていた時代でした。
日立鉱山は、被害を抑えるために、
大正4(1915)年、日立鉱山の社運をかけて
世界一の大煙突を建設したということでした。
大煙突の高さは、約155.75メートル。
完成当時世界で最も高い煙突で
煙害の軽減に役立ったということで、
現在の日立市があるのは
この大煙突のお陰と言っても
過言ではないとのことです。
大煙突は、その後、大正、昭和、平成と使用されてる中、
1993年(平成5年)2月19日、約3分の1を残して倒壊。
改修が行われ、高さ54メートルとなったが
煙突としての利用が続けられているとのことです。
さらに、山や町の自然を回復させるために、
煙害に強い樹木として桜が選ばれたとのことです。
耐煙木としてオオシマザクラを320万本植林し、
その後、工場、社宅、施設の周辺に
さくらを植えたのが「桜の町日立」の始まりで、
現在、日立市の桜は14000本もあるそうです。
参考サイト↓
日立のさくらの歴史
全国各地のマラソン大会に参加し、
電車や車では見過ごしてしまう、
自分の目線でないと気づけない、
各街の歴史や建物に興味関心を持ち
見て、知って、感じて、
思考の奥行きを広げ
心を、人生を、豊かにすることを
これからも続けていきたいと思った出来事でした。
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