日立ハーフマラソン完走と日立鉱山による煙害と大煙突と桜の関係 2018年4月

2018.4.8|Blog(ブログ) マラソン



ここ数年、毎年走っている
茨城県日立市の日立さくらロードレース
今年もハーフマラソンを走ってきました。
ハーフマラソンの参加者が約4,000人、
10キロの部や親子の部を含めると
約18,000人が走る、大きい大会です。
スタート地点の日立駅前は、
たくさんの桜の木があり
桜の名所としても有名で、
日本のさくら100選にも選ばれています。
 
会場の様子を写真でどうぞ→
日立さらくロードレースハーフマラソンと日立鉱山と日立の桜-6

日立さらくロードレースハーフマラソンと日立鉱山と日立の桜-26

日立さらくロードレースハーフマラソンと日立鉱山と日立の桜-11

日立さらくロードレースハーフマラソンと日立鉱山と日立の桜-12

 
昨年2017年は、
雨の中のレースとなり、
かなり厳しいレースとなりましたが、
今年は快晴、走るには暑いぐらいでした。
今年は、桜の開花が早く、
残念ながら日立の桜は散ってました(涙)
今年も無事に完走し、
1時間53分で完走しました。
 
走り終わった後に、
日立駅前に行ったところ、
日立の桜の歴史について
昔の写真と共に解説が書かれており、
写真を見て、解説を読んで、驚きました。
日立のたくさんの桜は
日立鉱山と関係があったんです。
 
日立さらくロードレースハーフマラソンと日立鉱山と日立の桜-36

日立さらくロードレースハーフマラソンと日立鉱山と日立の桜-35

 
日立鉱山による煙害の影響で
山の木々や農産物など、
とても大きな煙害被害が発生。
日立鉱山は、銅や金などを産出していた鉱山で
日本の鉱山の中でも貴重な存在であったとのことです。
全国各地の鉱山でも
公害問題は大きな問題となっていた時代でした。
日立鉱山は、被害を抑えるために、
大正4(1915)年、日立鉱山の社運をかけて
世界一の大煙突を建設したということでした。
大煙突の高さは、約155.75メートル。
完成当時世界で最も高い煙突で
煙害の軽減に役立ったということで、
現在の日立市があるのは
この大煙突のお陰と言っても
過言ではないとのことです。
大煙突は、その後、大正、昭和、平成と使用されてる中、
1993年(平成5年)2月19日、約3分の1を残して倒壊。
改修が行われ、高さ54メートルとなったが
煙突としての利用が続けられているとのことです。
 
さらに、山や町の自然を回復させるために、
煙害に強い樹木として桜が選ばれたとのことです。
耐煙木としてオオシマザクラを320万本植林し、
その後、工場、社宅、施設の周辺に
さくらを植えたのが「桜の町日立」の始まりで、
現在、日立市の桜は14000本もあるそうです。

日立さらくロードレースハーフマラソンと日立鉱山と日立の桜-38

日立さらくロードレースハーフマラソンと日立鉱山と日立の桜-37

 
参考サイト↓
日立のさくらの歴史

 
全国各地のマラソン大会に参加し、
電車や車では見過ごしてしまう、
自分の目線でないと気づけない、
各街の歴史や建物に興味関心を持ち
見て、知って、感じて、
思考の奥行きを広げ
心を、人生を、豊かにすることを
これからも続けていきたいと思った出来事でした。
 
 


 
 

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