工務店のホームページの役割とSNSでの日々の発信内容

2025.12.15|Blog(ブログ)



1.工務店の商品は
「高単価」だからこそ、
ホームページは必須になる理由

 
工務店が扱う商品は、
数千円、数万円の商品ではありません。
新築であれば数千万円、リフォームでも
数百万円単位になることが珍しくない、
いわゆる「高単価商品」です。
高単価商品には共通点があります。
それは、お客様が即決しないということです。
どれだけSNSで良い投稿をしていても、
「じゃあ今すぐ契約しよう」とはなりません。
必ずと言っていいほど、
比較・検討・確認のステップが入ります。
 
そのときに見られるのが、ホームページです。
SNSはあくまで
“きっかけ”であり、“入口”にすぎません。
本当にこの会社に任せて大丈夫か、
長く付き合える会社か、信頼できるか。
その判断材料として、
ホームページはほぼ確実にチェックされます。
ホームページがない、もしくは情報が少ない場合、
「よく分からないからやめておこう」と
判断される可能性は非常に高くなります。
 
また、高単価商品ほど
「失敗したくない」という心理が強く働きます。
そのため、お客様は施工事例、会社の考え方、
代表者の想い、実績、口コミなどを丁寧に確認します。
これらを体系的に、整理された形で伝えられる場所は、
現時点ではホームページしかありません。
工務店にとってホームページは、
単なる会社案内ではなく、
「信頼を積み上げるための必須ツール」だと言えます。
工務店のホームページの役割とSNSでの日々の発信内容

 

2.ホームページは「作って終わり」ではない
 
アクセス解析が“信頼と受注”を育てる
 
ホームページを作ったものの、
「問い合わせが来ない」
「反応がない」と感じている工務店は少なくありません。
その原因の多くは、
ホームページを“作って終わり”にしてしまっていることにあります。
実は、ホームページは完成した瞬間がスタートです。
そこから改善を重ねていくことで、
初めて集客や受注につながっていきます。
 
その改善のヒントになるのが、アクセス解析です。
アクセス解析とは、どのページが見られているのか、
どこで離脱されているのか、
どのページから問い合わせにつながっているのか、
といった「お客様の行動」を数字で確認することです。
感覚や思い込みではなく、
実際のデータをもとに判断できるのが、
アクセス解析の大きな強みです。
 
例えば、施工事例ページばかり見られているのに
、会社紹介ページはほとんど見られていない場合、
会社の想いや強みが十分に伝わっていない可能性があります。
また、問い合わせページの直前で離脱が多い場合、
問い合わせのハードルが高すぎるのかもしれません。
このように、アクセス解析を使うことで、
「なぜ選ばれないのか」
「どこを改善すればいいのか」が見えてきます。
 
3.アクセス解析をもとに改善する
工務店だけが選ばれ続ける

 
アクセス解析を見て終わりにしてしまっては意味がありません。
大切なのは、そのデータをもとに
ホームページを改善していくことです。
 
改善とは、大きなリニューアルを繰り返すことではありません。
文章を少し分かりやすくする、写真を差し替える、
事例を1件追加する、導線を整理する。
このような小さな改善の積み重ねが、
結果として大きな差を生みます。
 
特に工務店の場合、「何が強みなのか」
「他社とどう違うのか」が
伝わりにくいケースが多く見られます。
アクセス解析を確認しながら、
よく見られているページを強化したり、
見られていないページの内容を見直したりすることで、
ホームページ全体の説得力が高まっていきます。
 
これは、営業マンが経験を積みながら
トークを磨いていくのと同じです。
ホームページも“育てるもの”なのです。
 
また、改善を続けているホームページは、
検索エンジンからの評価も高まりやすくなります。
結果として、広告に頼らなくても、
自然と見込み客が集まる状態を作ることができます。
「ホームページから安定して
問い合わせが来ている工務店」は、
例外なく、改善を続けています。

工務店のホームページの役割とSNSでの日々の発信内容
 


4.SNSは「毎日発信」より
「質の高い発信」が重要な理由

 
最近は「SNSは毎日投稿しなければ意味がない」と言われることもあります。
しかし、工務店のような
高単価商材においては、必ずしも量が正解とは限りません。
むしろ重要なのは、
「この工務店なら任せたい」と思ってもらえる
質の高い発信ができているかどうかです。
 
SNSの役割は、信頼のきっかけを作ることです。
投稿数が多くても、内容が薄かったり、
どこにでもある話ばかりでは、印象に残りません。
一方で、投稿頻度が少なくても、技術力や考え方、
人柄がしっかり伝わる発信は、強く記憶に残ります。
工務店のSNSでは、流行りの投稿を真似するよりも、
「自分たちらしさ」が伝わる発信を重視すべきです。
 
また、SNS単体で完結させようとするのではなく、
あくまでホームページへつなぐことが重要です。
SNSで興味を持ち、ホームページで納得し、問い合わせにつながる。
この流れを意識することで、SNSの価値は何倍にもなります。
 
5.工務店が発信すべき5つの軸
 
職人の技術・実績・事例・お客様の声・経営者の人柄
 
工務店の発信内容で迷ったときは、
基本に立ち返ることが大切です。
工務店が伝えるべき軸は、大きく分けて5つあります。
 
一つ目は、職人の技術の高さです。
見えなくなる部分へのこだわりや、
丁寧な仕事ぶりは、工務店最大の価値です。
 
二つ目は、実績紹介です。
どれだけ経験を積んできたのか、
どのような仕事をしてきたのかは、
お客様にとって大きな安心材料になります。
 
三つ目は、具体的な事例紹介です。
写真だけでなく、
「どんな悩みがあり、どう解決したのか」を伝えることで、
読み手は自分の状況と重ねて考えることができます。
 
四つ目は、お客様の声です。
第三者の評価は、何よりも強い信頼材料になります。
 
そして五つ目が、経営者の人柄です。
最終的に「この人に任せたい」と
思ってもらえるかどうかは、
人柄に大きく左右されます。
 
これらをSNSで発信し、
詳しい情報をホームページにまとめる。
この積み重ねこそが、高単価商品である工務店が
選ばれ続けるための、王道の情報発信だと言えるでしょう。
 
 
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